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歯が折れた時の対応 ─緊急時の対応①

著者:デンタルオフィス湊

こんにちは。
院長の荒内です。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

今回からは緊急時の対応について、約25回にわたって説明していこうと思います。
第1回は、歯が折れた時の対応についてお話します。

できるだけ早く歯科医院に行く

外傷により歯が破折したときは、できるだけ早く歯科医院に行くことが重要です。
また、破折片があるときは、それを持参していただければ、参考になります。
破折片を修復に使うことはできませんが、破折の部位を考える上で役に立つことがあります。

歯の破折の種類

歯の破折には、大きく3つに分けられています。
1つは歯冠だけ破折したもの、2つ目は歯冠と歯根の両方が破折したもの、3つ目は歯根だけ破折したものです。
破折した部位をできるだけ正確に知るために、レントゲンを撮ります。
単純撮影ですから、頬側から舌側への一方向しか撮れませんので、破折部位は歯の動揺度や方向、視診等を総合的に診て判断されます。
歯の折れた部位や程度によって、神経をとったり、抜歯を余儀なくされることもあります。
歯根だけの破折では、一見どこも折れてないように見えますから、抜歯はしないだろうと思われる場合がありますので、注意が必要です。
また、歯冠だけの破折では、破折部位が歯冠の中央にある神経の部屋まで達していれば、神経を取らなければならないこともあります。
しかし、神経を取ると、歯の寿命がおよそ半分になると言われていますから、できるだけ神経を取らないように最善を尽くす必要があります。
歯が欠け、しみるときは、ガーゼ(ハンカチ)かティッシュで覆って応急処置をしてください。
そして、すぐに近くの歯科医院に行ってください。

次回は、歯がぐらぐら動揺したり、抜けたときの対処法についてご説明します。

院長:荒内