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ブラッシング(歯科医師より)①

著者:デンタルオフィス湊

今回のコラムは、再度ブラッシングについてです。
前回は昨年、衛生士の松井が担当させていただきましたが、歯のケアはとても大切なので、再度、歯科医師熱田によるブラッシングのコラムを掲載いたします!
FB担当:たかこ

こんにちは。
歯科医師の熱田です。
一か月の間に冬から春へと、季節が移りましたね。
桜が咲き、花が散り、すっかり春になりました。
お花見には行かれましたでしょうか?
私は家の近くの神田川沿いの桜並木を散歩しました。

そうそう、学生の方は新学期で健康診断がありますね。
そしてその中には歯科検診もありますね。
虫歯はなかったでしょうか?
成人の方は自治体で成人歯科検診を実施している所も多くなってきましたので、是非受けてみてください。
虫歯予防、歯周病予防にはまず歯磨きです。
というわけで、新年度を迎えた今回はブラッシングについて書いてみたいと思います。

・プラークコントロール

プラークコントロールとは歯垢(プラーク)を調節、管理する事です。
つまり虫歯や歯周病の原因である歯垢(プラーク)=細菌の塊の増殖を抑え、虫歯・歯周病を予防する事です。
その為には皆さんのお口に合った歯磨きの仕方をマスターしていただくことが大切なのです。
一番良いのは、かかりつけの歯科医院で歯科医師や衛生士のアドバイスを受けながら皆さんのお口に合った磨き方を見つけることですが、ここでは基本的な歯磨き方法をご説明させていただきたいと思います。

・歯ブラシの持ち方

多くの人の歯ブラシの持ち方はジャンケンのグーの形で歯ブラシを握っているのではないでしょうか?
この握り方ですと力が入り過ぎる傾向があります。
ブラッシング時に歯ブラシにかける圧は100gが適してます。
しかし、「数字でアドバイスされても実践しにくい…」と思われますよね。
秤にブラシを当て上記の目盛りまで圧をかけてみてください。
大体100gがどの程度の力かおわかりになると思います。
家に秤が無い方は歯科医院でやってみていただいてもよいと思います。
当院でもブラッシングの力加減のアドバイスをさせていただいているので、お気軽にご相談ください。
また、力が入り過ぎないブラシの握り方があります。
ペングリップ式=エンピツ握りで歯ブラシを持つ方法です。
ただ、当院では無理やり持ち方を変えていただくことはお勧めしていません。
無理にペングリップ式に変えて、大きな動きしかできなくなってしまうとかえってよくありません。
どのような持ち方でも、手首を使って軽く細かい動きが出来ればよいので、患者さんがいちばん慣れている持ち方でブラッシング指導をさせていただいています。

・磨いていく順序

さて、ご自分の握り方で100gの圧力がどのくらいの間隔なのか手が慣れたら、磨く順番を決めましょう。
どこから始めてもよいのですが、連続性のある順番で流れるように磨いてゆくのが良いと思います。
バラバラに磨いていくと、どこか抜かしてしまう可能性があります。
ちなみに私は左の奥歯の表から右に行き、右奥歯の表が終わったら、そのまま裏側に行き今度は左に磨いていきます。
左奥が終わったら、今度は左奥歯の噛み潰す面を磨き、右奥歯へと移ります。
そして下の歯に移り同じ順番に磨いていきます。
文字にするとイメージにされにくいかもしれませんが、実際にこの順番で手を動かしていただくと、連続性のある動きであることがご理解いただけると思います。
ご紹介した順番でなくても連続性があればOKなので、ご自分がいちばん磨きやすいと感じられる順番でブラッシングしてみてください。

次回はいよいよブラッシングの方法についてお話ししたいと思います。

歯科医師:熱田