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ブラッシング②

著者:デンタルオフィス湊

衛生士の松井です。
街の雰囲気もクリスマスになってきましたね。
賀民上歯科クリニックでもクリスマスの飾りが増えてきています。

さて、今回はブラッシングの方法についてご紹介します。(前回の記事はこちら
少し長めのコラムになりますが、院長と一緒に当院で行っているブラッシング指導についてまとめてみました。

歯ブラシの持ち方

まず、歯ブラシの持ち方についてです。
持ち方は①掌握状(握手する時の手の形)と執筆状(ペングリップ:ペンを持つときと同じ持ち方)の二つに分けられます。
①掌握状は、しっかり握りしめることでブラッシング動作が安定するという利点があります。
ただ、それだけに力が入りやすいため(はかりを毛先で押して200 g – 300 gになるくらい)、歯の場合は知覚過敏、歯肉の場合は歯肉退縮の原因になる場合があります。
②執筆状(ペングリップ)は鉛筆を持つように歯ブラシを持つので力が入りにくく(100 g)、毛先をデリケートに動かすことができるという利点があります。
しかし、磨く時間がかかるという点があります。
どちらが適しているかは患者さんによって異なりますので、詳しくはご来院時にご相談ください。

歯ブラシの当て方

次に、歯ブラシの当て方です。
口の中には、頬粘膜や舌、唾液、粘膜を骨に固定している筋のような部分、歯並びのよくない部分、歯の生えている方向など、磨きにくくする要因がいろいろあります。
磨きにくい場所は、上の歯の裏側、舌側、奥歯の咬むところなどがあげられます。
磨くときのポイントはブラッシング方法と歯ブラシの毛先の角度を覚えることです。
また、磨く順番を決めることで、磨き忘れや磨き飛ばしを防ぐことができます。
奥→前へ磨いていくとどこがいちばん後ろの奥歯の位置かわかりやすいので、ご自分の目で奥歯の位置を確かめてからブラッシングすることをお勧めします。

ブラッシング方法

最後に、ブラッシング方法です。
①1歯(1本)ずつの縦磨き法、②スクラビング法、③バス法をご紹介します。

①1歯ずつの縦磨き法
歯と歯の間の汚れをとるのに適しており、歯肉に毛先が当てて行うので、歯肉マッサージ効果もあります。
歯ブラシを縦に持ち、歯と歯の間に毛先を入れます。
このとき、毛先が歯肉に当たるように直角に当て、上下に動かします。

②スクラビング法
テクニックが簡単であること、歯の表面と咬み合わせの部分の歯垢除去に効果があることが利点です。
歯ブラシの毛先を直角に当て、同時に歯肉にも少しあてます。
そして左右に小刻みに動かします。
このとき、1歯以上動かないように磨きます。
咬み合わせの部分は前後小さく動かします。

③バス法
歯周病に効果的な磨き方で、歯と歯肉の間の溝についている歯垢を除去するのに適しています。
歯ブラシの毛先を45°に当て、歯と歯肉の間の溝に毛先を入れて、わずかに圧迫振動を加えます。
このとき、歯周ポケット(歯周病の溝)または歯肉溝(健康なときの溝)から歯ブラシが離れないようにします。

各々の詳しいやり方は直接ご指導した方がわかりやすいと思いますので、これからのブラッシングのために、ぜひお時間を作っていただけると幸いです。

衛生士:松井、院長:荒内