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歯科治療と高血圧症 ─全身疾患と歯科治療①

著者:デンタルオフィス湊

こんにちは。
院長の荒内です。
第1回は歯科治療と高血圧症です。

高血圧症の患者さんで最も注意しなければならないのは、痛みと緊張と言われています。
歯科治療においては、その両方がありますので、できる限り「痛みと緊張」を与えない工夫が必要です。
高血圧症は血圧上昇だけではなく、その後の急激な下降も注意が必要です。
血圧上昇では、脳血管障害等を引き起こし、血圧下降ではショックなどを起こすことがあります。
血圧を薬などでコントロールされている場合は、通常のケアでよいのですが、高血圧症にもかかわらず、コントロールされていない患者さんには、一層の注意が必要です。
そこで当院の「緊張や痛みに対する対処法」をご紹介させていただきます。

まず、緊張や不安をやわらげるために、診療室内の色彩を柔らかいピンクで統一してあります(アルバム:院内の様子2をご覧ください)。
また、季節に合った飾りつけもしています。
BGMもクラシックから季節の音楽やポップスに変え、かたい雰囲気を作らないようにしています。
また、患者さんの趣味や時事的な話題でリラックスしていただくようにしています。

痛みに関しては、何といっても麻酔の注射があげられると思います。
私たちは、痛みの軽減とともに血圧上昇を抑えなければなりません。
そのために、麻酔薬を組み合わせて使用しています。
また、痛みを軽減するため、麻酔薬を体温と同じ温度にあたためにています。
もちろん、注射針も工夫していますし、針を刺す場所は、痛点の少ない部位を選びます。
針を刺すときが最も緊張しますので、刺す前に患者さんの呼吸に自分たちの呼吸を合わせます。
注射針は、刺すというより、歯肉の側が針にあたるという感じで針を入れます。
必要であれば、表面麻酔を塗ったり、貼るタイプの麻酔を貼ったりしますし、歯肉に炎症があるときは、炎症部を避けてその周りを取り囲むように麻酔します。
また、患者さんの体調が悪かったり、疲労のため、麻酔が効きにくかったりするときは、日を改めるようにしています。

当院は右隣が内科、左隣が耳鼻科ですので、これが一番の安心かもしれません(笑)

次回は心疾患と歯科治療についてです!!

院長:荒内