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乳歯の歯並び

著者:デンタルオフィス湊

こんばんは。
今年も残す所、3週間となってしまいました。主婦としては、そろそろ大掃除を少しずつ始めよう、始めなければと思っています。90歳を過ぎた主人の母は、昔からずっと、12月に入ったら毎日少しずつ場所を決めて、普段のお掃除より少し念入りに掃除をしていくそうです。若い時から何十年もずっとです。
私も見習わなければと思うのですが、毎日少しずつが継続できない状態です。
今年こそはと、90の母を見習い頑張りたいと思います。

さて今日は、「言葉を話す機能の発達」について書くつもりでしたが、その前に「乳歯の歯並び」について、書きたいと思います。

今回は乳歯の歯並びで気になるものを書いていきたいと思います。それは、①開口、②反対咬合、③上顎前突、④交叉咬合、⑤叢生(そうせい)、⑥咬耗などです。
今回は、①開口と②反対咬合の特徴を書いていきたいと思います。

開口

奥歯を噛み合わせた時、前歯の部分の上下の歯に隙間ができ、空いている状態の噛み合わせの事を言います。
開口の多くは指しゃぶりや舌の突出癖(とっしゅつへき)によって起こります。このような開口はそのままにしておくと、将来の永久歯が同じ開口になる可能性がありますので、遅くとも5〜6歳まで、すなわち永久歯が生えてくる前までに、治しておいた方がよいと思われます。
そのためには、開口の原因となっている指しゃぶりや舌習慣癖を前もって中止させておかなければなりません。頑固な指しゃぶりは治すのが困難な場合もあります。場合によっては専門の歯科医院による習癖除去のための装置を使う場合もあります。
これ以外の原因による開口は、専門医(歯科矯正医)の診察を受け、治療の可能性や開始時期などについて理解しておいた方が良いと思います。

反対咬合

上下の歯を噛み合わせた時に、前歯の噛み合わせが逆になっている状態を指します。(上の前歯が下の前歯の内側に位置している状態)
反対咬合では歯の傾きの異常で起こる場合(歯性)と、上下の顎の大きさの不調和で起こる場合(骨格性)があります。

歯性の場合は、永久歯に交換する時に自然に治ってしまう事もあります。従って歯性の場合は基本的に経過観察をする事が多くなります。

骨格性の場合には、自然治癒は見られません。上下の歯のずれが成長期を通じて少しずつ大きくなり、反対咬合の程度もひどくなっていく傾向にあります。従って早期から専門医(矯正医)による治療を開始する事をお勧めします。
通常は3〜4歳頃から治療が始まります。その後ずっと治療を継続してゆく訳ではなく、治療の期間は、装置装着後1年前後で反対咬合の状態を改善するようにし、 その後は、成長の様子を定期的に観察して行きます。顎骨の成長いかんによっては、永久歯の生えてきた時期に、再度治療を始めなければならない事もあります。治療が終了するのは、顎骨の成長が終わる時と言われています。
女子では、15歳前後、男子で17歳前後と考えられています。

今回は、ここまでとさせていただきます。
次回のテーマは、③上顎前突、④交叉咬合、⑤叢生、⑥咬耗について書いていきたいと思います。

歯科医師:熱田