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妊娠期の歯と口腔内の特徴

著者:デンタルオフィス湊
おはようございます。
昨日の雪には驚かされましたね。
思いがけない雪で喜んでいるのは、子供達だけだと思います。我が家のダックスは、一日中、ファンヒーターの前を陣取って過ごしていました。
さて、今日は院長先生の妊婦さんの口の中の環境についてのお話です。【妊娠期の歯と口腔内の特徴】
今回から、人の一生を妊娠時、乳児期、幼児期、学齢期、成人期、高齢期、そして介護を受けている方に分けて、それぞれの時期における歯と口腔内の特徴と健康について、お話ししていこうと思います。

妊娠期について

まず、妊娠期について簡単に説明します。
一般に妊娠を自覚する事は、月経が止まる事です。それから「つわり」(妊娠悪阻)です。
つわりは、妊娠5〜6周頃から始まります。個体差があって、つわりを感じない人もいます。
つわりになると、悪心、嘔吐、食欲不振、体重減少、嗜好の変化、口の渇き、倦怠感等が起こります。妊婦さんの50〜80%に見られると言われています。

妊婦さんの口腔内(歯と歯肉)の環境の変化

さて、妊婦さんの口腔内(歯と歯肉)の健康について、お話ししたいと思います。
一般的に、非妊娠時より妊娠時の方が口腔内の環境は悪くなると言われています。
原因は、
第一に、吐き気が強くなり、口の中に何か入れると嘔吐反射がこ起こりやすくなる事です。つまり、ブラッシングがとても辛くなるという事です。
第二に、ドライマウスになり易くなります。つまり、この事で、口の中に雑菌が増え易くなります。
第三に、口の中のphが低下する事です。つまり、口の中の酸性化も雑菌を増やしてしまう事になります。
第四に、内分泌機能が変わります。
第五に、食事や間食の回数が増えることもあります。
第六に、嗜好が変わることもあります。
第七に、偏食になることがあります。
第八に、情緒が不安定になることもあります。
第九に、歯科治療を敬遠することもあります。

口の中の環境を増悪させる因子には、つわりに関わるものが多く見られます。つわりの程度によって個人差があるようです、また、初妊婦と経産婦では、経産婦の方が口の中の環境は悪いようです。

次回は、妊婦さんの虫歯や歯痛についてお話しします。

院長:荒内