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抜糸後の開口障害について ─緊急時の対応 23

著者:デンタルオフィス湊

おはようございます。
今朝はぐっと冷え込みましたね。我が家のダックスも布団の中でぬくぬくとしていました。
さて、今日は院長先生のコラムです。ご参考になさってください。

今回は抜糸後の開口障害について、お話ししたいと思います。(trismus,disturbance of mouth opening,lock jaw)(咬痙、牙関緊急とも言う)

開口障害とは

開口障害とは、開口運動に伴う開口量の減少や痛みなど、何らかの障害が認められる場合の症状名です。
顎関節に問題がある関節性開口障害とその他の部位に起因する非関節性開口障害の二つに大別されます。
原因としては、炎症、外傷、瘢痕、腫瘍、関節、神経等があげられます。因みに、原因となる疾患名は、破傷風、智歯周囲炎(ペリコ)、放線菌症、顎関節硬直症、顎関節症、ヒステリー、てんかん等、多岐に渡ります。

抜歯後の開口障害

さて抜歯後の開口障害ですが、抜歯による炎症が、顎を動かす筋肉に波及して起こります。好発部位は、奥歯です。特に下顎の奥歯、とりわけ親知らずの抜いた後に発症しやすいです。

抜歯後の開口障害への対処法

対処法としては、まずは処方された薬を、指示された通り、確実に飲むことが大事です。
そして安静にして、水で濡らしたタオルを患部に当てて下さい。ある程度口が開いて食事が出来るようであれば、心配いりません。
しかし、殆ど口が開かず、食事が困難だったり、飲み込むのに支障があるときは、なるべく早く歯科医院を受診して下さい。
呼吸困難(息苦しさ)が、起こった時は、歯科医院に行って下さい。腫れが著しく膿が溜まっている場合は、そこを切開し、ドレナージ(チューブやガーゼを挿入して、膿を出すこと)を、行います。
この対処法を受けた後は、抜歯後と違い、良くうがいをして下さい。

次回は、麻酔後のしびれが取れない時の対処法についてお話しします。

院長:荒内