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抜歯後の出血が止まらない時の対処法 ─緊急時の対応 20

著者:デンタルオフィス湊

おはようございます。
今朝は、強い風もおさまり、太陽も顔を出してきました。猛暑が襲ってくるようです。水分補給を怠らずに、熱中症に気を付けて過ごして下さい。
今日は、院長先生のコラム、、抜歯後の出血についてです。

今回は、抜歯後の出血が止まらない時の対処法についてお話しします。いわゆる抜歯後の異常出血についてです。

抜歯後や手術に関連した出血の種類

抜歯後や手術に関連した出血は、2つに大別されます。
1つ目は、局所的な出血によるものです。
2つ目は、全身的な原因によるものです。

局所的な原因による出血は、主に手術操作に伴うものです。抜歯窩を良く見て、出血部位を確認します。
もし不良肉芽があれば、再搔爬をします。
一般的な止血法としては、ガーゼタンポンによる圧迫止血や局所止血剤の抜歯窩への塡塞、粘膜弁の縫合、電気凝固法等があります。

一方全身的な原因の(出血)の場合、考えられるものとして、血液疾患や肝疾患、或いは、経口的に投与される抗凝固剤(ワーファリンカリウム等)や抗血小板剤(アスピリンなど)等が考えられます。このような患者さんは抜歯や手術後、持続的な出血が認められる事があります。
対処法としては、局所の止血処置とともに、抗凝固剤の中止や、全身的な止血剤の投与が必要となります。
抜歯や手術前に、服用されているお薬について、お尋ねしますので、お薬手帳をご持参いただけたら良いと思います。

家庭での対処法

家庭での処置法をお知らせがします。
① よく水で、ぶくぶく強くうがいをする人がいますが、これはかえって出血を促す事が多いので、避けましょう。

➁ 抜いたところ(抜歯窩)にロール状の清潔なガーゼ等を置いて、約30分間強く噛んで下さい。全身的な原因が無ければほとんど止血します。
これらをしても止血しない時は、主治医を受診されて下さい。

次回は、抜歯後の痛みが止まらない時の対処法についてお話しします。

院長:荒内