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口内炎による痛みに対する対処法 ─緊急時の対応 14

著者:デンタルオフィス湊

おはようございます。はるみです。
いつも読んでいただきましてありがとうございます。
昨日の雨風で桜の花もだいぶ散ってしまいましたね。
私の主人と息子達の母校の中学校が3月末で、五十数年の歴史と共に閉校となりました。
ほんの1週間前まで、部活動の生徒達で賑わっていた校庭や体育館、校舎が今は静まり返っています。
その中で変わらずに、正門の桜、校庭の桜、プールの脇の桜が今年もみごとに咲いていました。その変わらずに咲いている桜がなんだかとても寂しそうに感じられました。

さて、今日は荒内院長先生の口内炎についてのコラムです。ご参考になさって下さい。

今回は第14回目です。
口内炎による痛みに対する対処法についてお話しします。

すぐに病院に行けない場合の対処

口内炎による痛みが出たのに、すぐに歯科医院に行けない時は、第1に口腔内を清潔に保つことが大事です。ブラッシングやうがいをして下さい。
うがい薬には、薬用とエチケット用があります。口内炎に対しては薬用を使うようにしてください。エチケット用は口臭に対して使います。
次に、薬局薬店で、口腔用貼付剤を購入されてください。これは、軟膏タイプと貼付するタイプがあります。貼り付けるタイプには、アフタッチがあり、軟膏タイプには、アフタゾロン、デスパコーワ等があります。これらの薬を貼る時は、貼る前に必ずうがいをして下さい。薬が剥がれにくくなります。それ以外の注意点は、添付文章を良くお読み下さい。

口内炎について

さて、口内炎について少し詳しく、定義、分類、原因、症状、治療法をお話しいたします。
まず、口内炎は、口腔粘膜に2カ所以上の部位に炎症がみられる場合を言います。ちなみに、唇に出来たものは歯肉炎と呼びます。
原因が局所的なものを原発性、全身的なものを症候性口内炎と言います。病像によって、カタル性、紅斑性、水疱性、潰瘍性、壊疽性に分けられます。
潰瘍性は、更にびらん性、不定形潰瘍性、偽膜壊死性潰瘍性、アフタ性に細分されます。
口内炎の原因は、ウィルスや薬の副作用等分かっているものもありますが、再発性アフタ等のように、原因がわからないものも少なくありません。
症状は、水疱やびらん、潰瘍、偽膜、紅斑等が見られ、接触痛、だ液分泌過多、口臭、所属リンパ節の腫れ、発熱、食欲不振、全身倦怠感を伴うことが多い。
治療は、感染が原因の時は、抗生物質を投与します。
原因が不明の時は、アズノールやイソジン等のうがい剤で口腔内を清潔に保つようにします。局所の二次感染を防ぎ、かつ痛疼を和らげる為に、テトラサイクリン含有の副腎皮質ホルモン軟膏(商品名:ケナログ、アフタゾロン等)を使います。全身的には、栄養を十分に補い、ビタミンB1、B6、B12を投与します。

予後ですが、原発性のものは、適切な治療によって約1〜2週間で治癒しますが、再発性のものは、繰り返し口内炎が出来ることが多くみられます。精神安定剤が効く場合もあるようです。

さて、次回は、顔が腫れた時の対処法についてお話ししたいと思います。
腫れの原因は、炎症や腫瘍によって起こります。
次回もご期待頂きたいと思います。