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真の健康を求めていけば口も健康になる 2

著者:デンタルオフィス湊

おはようございます。
今回は熱田先生のコラムです。子育て中の方はご参考になさって下さい。

桜の花が咲き始めましたが、まだ寒暖の繰り返しがある時期です。
皆さまいかがお過ごしですか?まだインフルエンザ流行っている地域もあるようです。そして私は花粉症で苦しい時期です。皆さまの中にも花粉症で苦しんでいらっしゃる方がいると思います。電車の中でもマスクをしている人を沢山見かけます。
早くこの時期が過ぎてくれると良いですね。
前置きはこれくらいにして、前回の続きを書いていきたいと思います。

生きるための口の役割

生きるための口の役割は、まず食べる事です。次に呼吸をする事です。そして話す事。これに伴って表情造りにも関係しています。今回は食物について特に問題になっている物について書いていきたいと思います。

乳歯の生える時期

乳歯の生え始めは生後6,7ヶ月頃で下の歯が生えてきます。一般に歯の生える時期は個人差が大きいものです。
乳歯でも3,4ヶ月で生え始める子もいれば、1歳の誕生日が近くなってやっと生え始める子もいます。
生後1年を過ぎる頃には上下の前歯が4本づつ合計8本の乳歯が生えている赤ちゃんが多くなってきます。
1歳代の前半には、第一乳臼歯と呼ばれる最初の奥歯が生え始めます。この歯が上下生えてくる事によって、ようやく奥歯の噛み合わせが出来て、食物を噛み潰す事などができるようになります。又、噛み合わせの高さがますことによって、口の中がさらに広がり、舌の動きもさらに自由になる事から、食べる機能も、言葉を発する機能も発達が促されます。

夜間の授乳

離乳が始まっても、離乳食だけでは充分な栄養を摂取できないため、母乳やミルクで補う必要がありますが、夜間の授乳や授乳しながらの寝かしつけ習慣は1歳頃までには、そろそろ辞めたいものです。
寝ている間は唾液の分泌量が減少する為、上の前歯が生えた後も夜間の授乳習慣が続いていると唇と前歯の間や、舌と前歯の間に母乳やミルクが溜まったまま一晩中過ごすことになります。これが毎晩繰り返されると徐々に歯の表面が脱灰されて虫歯が出来やすくなります。夜間の授乳は10〜12ヶ月頃に、そして母乳や哺乳瓶も離乳の完了頃を目安に卒業した方が良いようです。
又、食生活の基本的なリズムを形作っていくこの時期には、昼夜の生活のリズムを安定させる事が大切で、その為には親の生活パターンを見直す必要が出てくる事もあるようです。

哺乳瓶虫歯にご注意!

1歳を過ぎても哺乳瓶でミルクを与え続けたり、スポーツドリンクを飲ませてそのまま寝かせたりすると、上の前歯に特徴的な虫歯が出来ます。歯全体を溶かし、ひどい虫歯になりがちです。
誤解の無いように付け足しますが、哺乳瓶を使う事で虫歯になるという事ではありません。哺乳瓶をくわえたまま長時間過ごしたり、寝てしまったりすると虫歯になる可能性が高くなるという事です。
哺乳瓶にミルクやスポーツドリンク、乳酸飲料を入れて赤ちゃんに与えたままにしてしまうと、小さな前歯は全部虫歯になってしまいます。それをふせぐ対策として、寝る前に甘い飲み物を与えない事です。
寝ている間は唾液の分泌が減少する為に、多くの場合ひどい虫歯を作ってしまいます。
ところで今はスポーツドリンクが問題となっています。何故かと言いますと、熱が出て脱水症状を起こしそうな時にお医者さんにスポーツドリンクを勧められたりします。確かにこういう時には、役に立つのですが、熱が下がったらこれを常用しない様に気をつけてください。
哺乳瓶で甘いものを与えたり、1歳〜1歳半をすぎて、いつまでも哺乳瓶を使用するのはやめましょう。寝る前にはできるだけコップでお茶か水を飲ませるようにし、哺乳瓶は控えましょう。もし、精神安定の為に哺乳瓶を使わざるおえない場合は、中身はお茶かぬるま湯にしましょう。
又、乳歯が生え始めたら、授乳の後に、湯冷ましを飲ませたり、ガーゼでそっと拭いてあげて口の中を清潔にしてあげてください。

今回は乳児の飲み物についてのお話しで終わってしまいましたので、次回に食べ物について書きたいと思います。

歯科医師:熱田